フォトグラスイッチ



お久しぶり。中村です。


トップ画像も変えて、サボってたブログにやる気注入。

七五三、成人式前撮り、ウエディング、卒業アルバム。基本的に人物ばっかり撮ってて、ゆっくり風景だのナチュラル系統の撮影をしていない今日この頃。

ゆっくりブログなんて書いてやがるなんて思わないでね。

ほんとに多忙期だから!


そんな中、この前たまたま挙式場の撮影に現れたカマキリくん。

まだ小学生の国語には「おれはかまきり・かまきりりゅうじ」は掲載されているのだろうか?

ちなみに。かまきりりゅうじさんは女性だそうで。


それはさておき、今回は元々の撮影目的のモノを忘れ、突如現れた昆虫たちに心奪われてしまった「カメラマンあるある」の中から数点写真とそのエピソードでも呟こうかと。

多忙期の。月末の。華金の。こんな時間に一人寂しくデスクに向かいブログを書いている。

そんな過ごし方もいいじゃないか。


いいじゃ...ないか。


カマキリ

某ガーデンウエディング式場での一コマ。

季節の花を挿絵的な要素で抑えておこうと撮ったのだけど、事務所に戻って見てみると、そこには立派なカマキリが...心奪われる。

本当に全く気付かなかったし、アングルも良くて、見つかった時は嬉しくて。

こうしてブログのネタにしている。

この日の撮影したデータ入稿期限が迫っているのにも関わらず...。


赤トンボ

去年のこの時期、彼岸花を撮影に行くも、ふらっと飛んできた赤トンボに心奪われ、彼女も置き去りにしてしまった罪な奴。

彼女置き去りにして、昆虫に心奪われている。

筆者が一番罪な奴。


蝉(羽化したて)

数年前の夏。

兄夫婦と姪っ子が帰省していて「娘とのツーショットを撮ってくれ」と兄に頼まれた後の、心奪われる出会い。

しばらく兄を待たせた挙句、ツーショット撮影をササッと済ませてまた蝉の前に移動するワタシ。

撮影したい衝動に駆られたフォトグラファーは...。盲目。

被写体に対する恋かな?これは。


クロアゲハ

こちらも某挙式場での一コマ。

ひらひらと舞うその姿に心奪われた。

*挿絵の為です。決して本来の仕事そっちのけではありません。

挿絵の為。

と、申しましたが。データ入稿寸前、モヤっとしたので調べたところ。


蝶は「完全変態」する昆虫。
完全変態とは、卵→幼虫→蛹(サナギ)→成虫。
と成長とともに形が変わることです。
動き回っていたイモ虫があるときサナギになって死んだように動かなくなります。
さらに、死んだように動かない蛹から羽の生えた成虫が出てきます。
これほど劇的な変化は他の動物ではありません。

そこで蝶は復活・死と再生・変化の象徴になりました

蝶は復活、死と再生。そして魂を運ぶ生き物なのです。


........と、あまり結婚式にふさわしくない内容。

そっと入稿予定のデータから抜く。


以上。心奪われて、なんか色々アレしたなーって感じのエピソード。


なんにせよ。

フォトグラファーのソレ。

撮りたいと思う衝動は止められない。

周りと違う時間の流れに入る。

自分の状況も忘れ。ファインダー内のモノしか見えなくなる。


かっこよく言ってるけど、ただの自己チューですから。

しかし、たまには鳥だの昆虫だの、山に籠ってゆっくり撮影したいものだ。


さて、仕事しよ。


中村写真事務所「PIC.nic」

自身のポートフォリオ。 仕事のこと。 写真のこと。 生活のこと。 地元のこと。 日田でのこと。 旅先でのこと。

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